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さて、シリーズ化にしたものの、随分更新を怠っていました。別に大した理由はなく、単順に怠慢です。忙しいわけでもないし、時間が無いわけじゃない。待ってた人はそんなにいないと思うけど、待っていた人がいたらごめんなさい。 前回では、写真とそれの技術的な成長をした時期の話でした。撮影や暗室作業、人並みに、いやむしろ人並み以上のスキルを独学で習得した僕は、多少のデング状態で写真展に望んだ。万人受けの良いと感じる写真を出展しましたもちろん、当時の自分がやった行動だから今更どーも思わないけど、やっぱしまだ若かったな。みんながスゲーって言ってくれると思った写真も感想アンケートを読んだらそんなに評判良いわけじゃなかった。良いって言う人もいれば別にって言う人もいた。その辺、自分の考えとはギャップがあるものだった。というのが前回を踏まえた今の感想かなー。 そして、今回は写真とはという自分なりの答えが見つかった話をします。上にも振り返ってみた写真展を終えて自分なりにまた写真に向き合う時間が必要になってきた。お陰さまで7月に行った写真展で新入生も何人か入部してにわかに写真部が活気付いてきた、時期も夏に向けて段々写真を撮る機会も増えていった、海に遊びに行ったり、沖国にヘリが落ちたらり、色々写真を撮りました。夏休みに、長期で東京帰省をした僕は東京で彼女ができました。とても大好きだったし、良い被写体になってくれました。思い入れの強い対象を写真にすることがとても楽しく、また難しいと実感した。それでも、大好きだったし、写真をたくさん撮りました。ある感情を写真を通じて表現することは今までに経験が無かった、だからとても集中できることができたと思っています。 話がずれましたが、夏休みも終わり、沖縄に帰国、琉大祭で写真展をやることが毎年の定例だったけど、例の飲酒事件で学祭自体が無いので、代理の写真展を企画することが、僕を含めた役員の最後仕事でした。会場を確保し、写真展を企画することにもだいぶ慣れました。一部員として、今回はどんな写真を出展するか??随分迷いました。いろんなことに挑戦しようと思っていた、が、結局何を出すかに最後まで悩み、決まらなかった。ロール(縦横1メートル以上のでかい写真、印画紙がロール状に収納されているから「ロール」と呼んでいる)を焼く期間に突入した。ロールはそのサイズの大きさから、一つの作品を作成するにも最低三人の人手と、どんなにスムーズに進んでも3時間はかかる大作業。暗室の配置を全部変え、写真部一同で作業をする。ロールは時間との戦い、一度に三人以上の人間を拘束するため、できるだけ効率よく作業を進める、一人が終われば次の人が時間を空けることなく作業を始める、それが基本。だから夜中まで作業することも良くある、つーか普通。そんな感じで、そのときも何人かが先にロールを焼いた後、俺も夜中から手伝いに入った。スムーズに作業が進んで時間がとても余った状況で部長が一言 部長:「たつひこ、ロール焼きなよ。次の予定は明日の午後だからそれまで時間余ってるのもったいないし、印画紙も余ってるみたいだし。」 たつ:「みんなが伝だってくれるならじゃあ、焼こうかなー。二枚、いいかな??」 一同:「全然OK!」 っとまあ、こんな感じの軽いノリで、僕の作品は1メートル×1.4メートルも畳サイズ写真を二枚も焼くことが決まりました。ここで大切なのは「あくまでも軽いノリ」ということ。考えて考えてという結果ではないということです。自分の写真のネガ(フィルム)を一端家に撮りに帰るとき、どの写真を焼こうかって純粋に考えた。んで、アパートの階段を上るときにはもう決まってました。もう、なんか、眠いし、ホント純粋に決まりました。「じゃあ、せっかくだし、彼女の写真でも」って感じで。 あとはもう写真焼いて、作品として仕上げて、写真展が始まりましたー。前回とは打って変わってかなり自己満足な写真を出展しました。言うなれば、前回は他人を意識して、今回は自分を最大限意識して、それぞれ対極にある意識だと思う。やっぱり、自分をしても作品にかなりの愛着を持っている、純粋に選んだからね。お客さんの反応も以外に上々☆とても意外な心境だった、だって前回はすごいお客のこと意識したのに、今回は全く意識しなくても全然好評。前回は一体なんだったのか?とちょっと思ってしまった。 僕がこの写真展で感じたものは、とても大きい。まず、本当に自分勝手にやらせてもらったこと。実際写真なんて好き勝手にやればいいんだけど、実際のところ周りを意識して本質を見失いかけてしまう。俺の場合、一回遠回りしてたどり着いたって感じだけど。なにより、嬉しかったのは俺の自分勝手の写真にみんなが感想をくれることだった。自分自分してもみんなに見てもらえるなんてとても幸せだと思った。何よりも自分に自信がついたといえるだろう。そのときの写真展で、部員から僕はこう言われました「女を撮らせるなら達彦」と。へっへっへ、一つでも、認められるものが自分に備わっているって感じれることはとても嬉しいことです。それ以来、僕は写真に対して優しくなりました。それまでは、上手くなりたいって思いがすごい強かったし、だから人の写真も自分の物差しでしか見ることができなかった。だけど、自分に自信がついたせいか、それ以来は良い意味で人の写真に対しては一定の距離を置いて見れるようになった。「この人はこうゆうスタイルねー」って感じで、尊重尊重。自分にはこんな風に撮る価値観はねーなーって思うし、なんか逆に新鮮な感想がゴソゴソ出てくるようになった。 写真に対して一皮むけたと言うか、写真を通じて少し大人になれました。そう思える経験だった。「俺には俺の写真道がるし、それをどうやって進んでいくかというのが大切なんだ」という答えに先輩と酒を飲みながらたどり着きました。でもその答えはゴールがあるもんじゃないってことで、一生付き合っていくに見合う趣味です、写真大好き。写真道は険しい道です。
by k2_dat
| 2005-05-21 22:30
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